発売延期がそこそこ長いこと続いていましたが、マイケル・ラルゴの「図説 死因百科」が無事出版の運びに。
華やかなアメリカ史の裏に存在する膨大な死亡記録。それらを収集し、図説にまとめたものが本作です。
なんともはや、 トンデモも含めて総数245項目。これだけの数1つ1つに、ミニコラムや図版が付いています。
内容としては学術書としての死因百科というよりは、変わった死因や「アメリカあるある」をふんだんに盛り込んだ1冊です。
例えば死因百科の最初の項目は「アイスクリーム」。他にも「しゃっくり」、「自殺」、「宇宙人」、「マスターベーション」、「肥満」に「薬物乱用」、「ナルシシズム」等々。
とかく死は重たいものと言われますが、そんな時は笑ってゆったりしながらこの本を読みましょうか。