死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男

死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男 (集英社新書)

死刑執行人は世界に数知れず。しかしパリの死刑執行人、通称「ムッシュ・ド・パリ」はその中でも有名です。
「ムッシュ・ド・パリ」として一際有名なのが、六代(文献によっては七代)続いた「サンソン一族」。その三代目である「シャルル・アンリ・サンソン」は、かのフランス革命時代にその任に就き、ルイ十六世を筆頭にフランス革命に関わった大半の主要人物の処刑を手掛けました。

本書はその三代目「シャルル・アンリ・サンソン」にスポットを当て、連綿と続く死刑執行人たちの苦悩とフランス革命の激動を記しています。
些か美化されている箇所(有名な贖罪のミサや、処刑を一般市民に手伝わせるエピソードなど)もあるのですが、読物として大変面白い一冊。

サンソンを扱った書籍はまだまだあるので、これを皮切りに、僕は彼の探求にのめり込んでいくことになるのです。そのお話は、またいずれ。

Sho Yanagihara

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