ゴスロリ専門誌で名高い「Gothic&Lolita Bible / ゴシック・アンド・ロリータバイブル」。(ボクの時代はやっぱり楠本まきが印象深い)
そこで掲載された、中村明日美子の作品を収録した短篇集です。
ハードカバー装丁、オールカラーの構成です。これだけでも素晴らしい。
アリスをモチーフにした「childhood's end」を初めとした一連の作品群が特に素晴らしいです。「I am a PIANO」や「PARADE」といった作品も、じんわりと心に温かく響きます。
個人的には「天使のたまご」に思い入れがあります。色々思い出します。色々。
ゴスロリ好きの方は必携の一冊。二部作の上巻ということで、下巻もこのクォリティで出るのかと思うと楽しみですね。