2012-04-16
Books
過日にヴァニラ画廊で行われていた展覧会「蹂躙史エピトマイザ」で、森馨とのコラボを行なっていた沙村広明の作品です。展覧会に触発されて再読しました。
ブラッドハーレー家の養女になるべく希望を持って孤児院を出た少女達が、1.14計画、通称「パスカの羊」と呼ばれる国家主導の計画によって破滅していくお話。
巷では「無限の住人」の作者が残酷描写を、と言う方もいらっしゃいましたね。でも、画集「人でなしの恋」で見せた様な責め絵が彼の本質なんじゃなかろうかと。
2009 Tornparchment