夏も終わりに近づいて、奥瀬サキ原作の『低俗霊DAYDREAM』を読み返す。
この低俗霊、シリーズ化されていて、古くは『低俗霊狩り』くらいからある。口寄せ屋が主人公の物語が続いていくが、キャラクター造形が当時から見ても尖っていて面白い。シリーズと言っても、キャラクターも世界観も異なることが多い。私が好きなのは『低俗霊DAYDREAM』で、2000年代初頭に掲載されていたもの。
どの話も好きだが、この中のエピソードにある「Daydream」の回が印象に残る。夏の中でふとあった、怪異とするのか叙情とするのかよくわからないエピソード。妙に心に残って、まるで白昼夢。
夏のエピソードなので、呼ばれたのだろうか。
