春風のスネグラチカ

春風のスネグラチカ (F COMICS)

沙村広明が描く、歴史ロマン。

1933年、ソビエト連邦カレリア自治共和国。
とある別荘(ダーチャ)の管理人であるイリヤ・エヴゲーニヴィチ・ブイコフは、車椅子の少女・ビエールカと物言わぬ従者・シシェノークに出会い、奇妙な賭を申し込まれる。
なぜ彼らはこの地を訪れたのか、どこからやってきたのか。そして互いだけを頼りに生きる二人が背負う、密かな宿命とは―。 (帯文より引用)

旧ソ連を舞台にした漫画はあまり知りませんが、良く出来たストーリー構成です。一気読み。

ロシア関連の文献は、読めば読むほど面白いです。スターリン時代の権力闘争に纏わる文献はそこそこの数を国内で読むことが出来ます。
メンジンスキーが登場したのにはびっくり。彼は、単体でも一つエピソードが出来てしまうくらいのキャラですが。贅沢な使い方ですね。 

話は少し逸れますが、去年ぐらいに「カティンの森」関連の文献を読んでいました。あれも、読み物として面白いものが多いです。
アンジェイ・ワイダが実写化した題材でもありますね。 

ミステリーとしてもかなり面白い一冊。

Sho Yanagihara

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