鳩山郁子、初のイラスト集が発売されました。素晴らしい!の一言ですね…。
タイトルは「Litteraire(リテレール)」。意味は「文学」ですね。
というわけで、「ドグラ・マグラ」、「ライ麦畑でつかまえて」といった作品をモチーフに、その世界を鳩山郁子一流のセンスで描いた作品が35点。季刊エスの「書物と少年」のイラスト集といえば、わかる方にはわかるでしょうか?
さらに、稲垣足穂の「カールと白い電燈」の漫画も巻末に収録。
今年も様々な、素晴らしい本に出会いましたが、その中でも3本の指に入るくらい大事にしておきたい一冊です。