黄金の脳を持つ男

2010-06-04

Books

子供の頃、図書室に「世界こわい話ふしぎな話傑作集」というシリーズの本がありました。
ラブクラフトやポーといった怪奇小説を、分かりやすく子供向けに翻訳したシリーズです。出版は金の星社。

昔からこの手の話が大好きで良くこのシリーズを読んでいましたが、最近ふと思い立って、その中でも印象に残っている「黄金の脳を持つ男」が収録している巻を購入しました。
今読んでもおもしろいですね。

「黄金の脳を持つ男」のストーリーは、脳が黄金で出来ている男が辿る、不思議で悲しい愛の話です。
自分の脳が黄金で出来ているのに気づき、それを売って富を得た男、その先に待っているのは…。

原作者は、アルフォンス・ドーデ。「アルルの女」が有名でしょうね。
そういえば、アルルの女も悲劇的な最後を遂げますね。

この「黄金の脳を持つ男」、非常に短い短編ですが、いつまでも心にこびり付く、そんな話です。
「アルルの女」、「黄金の脳を持つ男」は、ドーデの短編集「風車小屋便り」に両方共収録されています。
興味を持った方はご一読を。

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